サビ取りといえばWD-40!っていうのが海外では定番なんだけど、日本ではなかなか見当たらない。ネットとかで探すと結構いろんなところで売ってるみたいなんだけど、少なくとも私が住んでいるど田舎にあるカーマでは売っていない・・・
フィリピンにいた時は、金がなかった頃は弦を買うのがもったいないので、こまめにWD-40で拭いて弦をできるだけ長持ちさせてたな・・・あ、金がないのは今も同じだけどね。そうそう、ライブのときなんかもWD-40を染み込ませたクロスをアンプの上とかに置いといて、5〜6曲ひくたび弦をサッと拭いていたね。おまけにベンディングとかも弦が切れるのを恐れて極力控えていたなぁ。
そのWD-40がなかなか手に入らないので、とりあえず似たようなものがないかなと思ってカーマで探していたら、これ。
(写真:KURE 5-56。無香性バージョン!)
WD-40との違いは・・・わかりません。ものは試し。やってみよう。
先日ヤフオクで落札したFender JapanのTelecaster。なかなかいい状態で目立った傷もなく、比較的綺麗なギターなんだけど、やはり中古なもんで、金属パーツのサビが目立つ。幸いチューナーペグとスイッチプレートなどのメッキパーツはそんなにサビてなく、ブリッジだけが汚れている。メッキパーツがサビていたりすると、結構めんどくさい。
(写真:テレキャスのブリッジ。わかりにくいけど、コーナー部とか結構赤く汚れてます。)
あ、今気づいたんだけど、ギターの金属パーツってだいたいいつもクロームとかニッケルとかメッキがされてあるんだけど、金属むき出しのブリッジが付いているのって、テレキャスぐらいじゃない??ちがう?私の勘違いかな。
さてこれを5-56でどうするかというと、ブシューってふいて一晩つけ置きしておき・・・ません。クロスに吹いて、ひたすらこすって磨き上げます。サビがひどい時とかはつけ置きとかすればいいのかもしれないけど、それでも最後は真鍮ブラシか何かでサビをおとして、クロスで拭き上げたりしないと。つけ置きして自然と落ちるものじゃないよ。まあでも汚れがよほどひどい時は、パーツごと取り換えちゃうけどね。
(写真:作業中。)
コーナーの部分とか指が入らなくて拭きにくい部分は、スクリュードライバーとかにクロスを巻いて磨きます。こすっているとクロスに穴があいたりするので、ドライバーがあたってキズをつけないように注意ね。
磨き上げること約20分・・・
(写真:5-56で拭き上げた後のブリッジ)
どお?赤茶色の汚れが全て消えたでしょ?見えにくくてビミョー?写真の撮り方もうちょっと勉強したほうがいいね。写真じゃわかりにくいけど、新品並みにピカピカになってます。
今回5-56を始めて使ってみたんだけど、WD-40よりよく落ちるような気がしないでもない。成分が違うのかな。当分使ってみよう。
WD-40とかって、使ってもすぐに成分が飛んでいってしまうので、本当は拭いた後はFernandes 956とかでコーティングしてあげなきゃいけないんだけど、こまめにメンテナンスしていればそこまでしなくていいかな、と。私みたいに弦を交換するたびにワックスがけ&金属パーツ拭き上げとかしていればね。
ただし、くれぐれもブシューってやって適当に拭いてベトベトのままケースにしまうのは絶対にしないでね。ホコリが付着しやすくなって、逆に汚いです。
それではまた。