前回の続き。
(前回の投稿→http://www.borderlessliving101.com/?p=7)
今回はギターを2本持って行ったのだけれど、
1つはハードケースに入れて預けて、
もう1つはソフトケースにいれて機内持ち込みで乗りました。
(写真:今回のお荷物。チェックインは赤いスーツケースとハードケースで24kgぐらいだったかな)
毎回思うんだけど、
ミュージシャンとか楽器を持って旅行する人たちにとって、
飛行機に乗るのって結構厄介なんだよね。
ハードケースとかガチガチに保護してチェックインすればいいんだけど、
それだけで軽く10キロ超えちゃうでしょ?
かといってソフトケースにいれたまま預けたくないし。
飛行機の下で乗客の荷物でキャッチボールしているところ何度と見たことか。
ギターとかの楽器の持ち込みって、結構ルールがグレーで、
フィリピン航空は問答無用で持ち込みは「ダメ」っていったり、
セブパシフィック航空は「ソフトケースならチェックインしないで機内に持ち込んで!」っていう。
昔、デルタ航空が名古屋→マニラへ飛んでいた時は、
ソフトケースに入ったエレキは黙って機内に持ち込んでいた。
今はどうなっているかわからないけど、昔はデルタ航空のウェブサイトを見ると、
楽器は持ち込みokらしきことが書いてあったはず。(混雑状況にもよるけどね)
(さっきチェックしたら、まだ書いてあった。→https://www.delta.com/content/www/en_US/traveling-with-us/baggage/before-your-trip/special-items.html)
でもね、日本の空港って成田も羽田も関空もセントレアもそうなんだけど、
ギター持ち込もうとすると、だいたいいつも一言目は「ダメ」っていうんだよね。
そこからいつもカウンターで交渉して粘るんだけど。
チェックインして壊されてたまるか!しかもチェックインすると楽器は免責の署名をさせられるんでしょ?
ばっかじゃないの?っていつも思うんだけど、そこはこらえて大人の対応を。
でも一回だけ本当にブチ切れた時があったね。
デルタで名古屋からマニラへ飛んだ時のこと。
いつものようにエレキをソフトケースに入れて持ち込もうとしたところ、
カウンターで止められた。チェックインしろと。7kg超過するので数万円(5、6万円ぐらいだったと思う)払えと。
「縦・横・幅のサイズがxxxcmの規定を超えていますので。。。」
「え、でもデルタ航空さんてギターはspecial baggage扱いで持ち込み可能なんじゃないんですか?そうウェブサイトに書いてありましたけど」
「・・・でも本日のフライトはアメリカからの経由客が大勢いまして・・・」
とかなんとか、どんどん言い訳が変わっていくカウンターの対応に思わず、
「うそつけ!今日チェックイン状況見たらガラガラだったぞ!」と強めに言ってしまいました。
「・・・少々お待ち下さい・・・」と、一旦引っ込んだあと、
その上司らしき人がきて、機内の棚に入らない場合は乗務員がギャレーにて預かるとのこと。
「わかりました。ありがとうございます。」と言って、中に入って行きました。
怒っちゃダメだね。向こうも仕事でやってるんだから。すみません。
話がそれたけど、今回はタイ航空。
タイ航空はどこにも明記してないっぽいんだけど、
ソフトケースに入ったエレキなら、いつもチェックインカウンターで「いいよ」って言ってくれる。
今回は、フツーに持ち込んで、フツーに棚にしまうことが出来た。
タイ航空はだいたいいつも問題ないんだけどね。(経験上はね)
機内の棚がいっぱいになってたり、棚のサイズ自体が短かったり(エアバスの機材がだいたいこのケース)すると、
乗務員が預かってくれて、ギャレーの収納スペースにしまってくれる。
ミュージシャンとか楽器を持って旅行する我々にとっては大変ありがたい。
私はもうミュージシャンではないけれど。
タイ航空、昔は日本からマニラ便も飛ばしていたんだけど、復活しないかな。
続きはまた今度。
(写真:飛行機の前方ドアにて迎えてくれるスッチーさん)